注意事項
本HPは「統合医療」に関して、その概念および実際を紹介することを目的とするものであり、個別の疾患や診療内容の相談には応じかねます。また、内容に関しても、実際に個人の判断で適応した際のあらゆる責任は負いかねます。実際の診療に関する事項は、医師にご相談の上、施行されることをお勧めします。
小池統合医療クリニックへ

2009年02月24日

次回セルフケア講座のお知らせ

 前回(2月)に開催しましたセルフケア講座を、4月4日(土曜日)に開催します。前回の続きではないので、今回から参加希望の方、大歓迎です。

 温めや内観など手軽なセルフケア方法の解説にくわえ、統合医療から見た身体感などについてお話したいと思います。

 4月4日(土曜日)15:00〜17:30(予定)

 参加費:5000円(資料代込)

 募集人数に限りがありますので、お早めにお電話(03−3357−0105)にてご予約ください。


2009年02月20日

松聲館へ行って来ました

 学生の頃からお世話になっている甲野善紀先生の道場、松聲館に久々に行って来ました。甲野先生は昨今では、古武術介護など多方面でお忙しい中お時間を取っていただき、久々の稽古をすることができました。

 クリニックの開院やら何やらで、しばらくぶりの稽古でしたが、体のモードがすっと変わっていくのを感じられました。身体への関心が高まる中、医療系のみならず、こうした技法への研究も再開したいと、あらためて強く感じました。

 通常のスポーツに比べれば、いわゆるオルタナティブな動きである、武術は、非常にCAMとの共通点も多いものだ、という思いを新たにしました。


2009年02月02日

腰痛の漢方

 今回は腰痛についてです。いわゆる筋膜性腰痛でも東洋医学的には、いろいろなわけ方が可能です。

 

 腰痛の漢方を考える場合、急性の痛みか慢性的なものなのかは重要です。ギックリ腰のような急性の腰痛では、一般に芍薬甘草湯がよく用いられます。そして慢性的な腰痛では、老化(東洋医学的な「腎」の衰え)と瘀血が大きな原因となります。

 

老化をメインとした症状では、「腎」の気を高める「附子」を用いた処方である八味地黄丸や牛車腎気丸などが用いられます。こうした適応の方には冷えがあり、冷えの程度により専門の医師は、附子の量を調節します。

 

 また瘀血をベースにした腰痛も少なくありません。末梢循環の不良がベースにあるわけですから、腰部にも十分な血流が回らなくなり、痛みを生じるのです。こうした腰痛には桂枝茯苓丸や桃核承気湯など、いわゆる駆瘀血剤が有効です。また冷えのぼせの状態が強いときには五積散も有効です。

 セルフケア講座(↓)の申し込み、まだ残席ありますのでお早めにお電話にてお申し込みください。


2009年01月29日

久々の土曜勉強会です!

来週の土曜日に、土曜勉強会としてセルフケア講座を久々に開講します。具体的な呼吸法などの指導も行いますので、

実践的に当クリニックでの生活指導が学べる内容です。

一般、専門を問わず、ご参加ください。

 

実践!セルフケア講座

 

健康に関して、とりわけメタボリックシンドロームなど生活習慣病に対する関心が高まってきております。こうした中で通常医療においても、生活指導などが盛んに行われていますが、なかなか実行できないというのが実情ではないでしょうか。

 

あれを食べるな、これを飲むな、といった厳格なメニューを提示されても、目に見えて効果が表れるわけでもなく、継続は困難なことがほとんどです。そもそも、楽しみを奪われて、何が健康だ?という声も聞こえてきそうです。

 

この講座では、こうした従来のセルフケアを超えて、本当の健康とは何か、そのために必要なことは何なのかということを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。ふだんクリニックで指導している温め法や呼吸法などの実践的解説や、講座の終わりには討論形式も交えてみたいと思います。

 

統合医療の視点から、もう一度健康について考えてみてはいかがですか?

 

主な内容

    健康の5本柱・実践的セルフケアプログラム(SOHP)・代替医療との上手な付き合い方・温め法解説・内観療法解説・呼吸法実習 等

 

日時:2009年2月7日(土曜)15:00〜17:30

場所:小池統合医療クリニック

費用(資料代込み):5000円

 

お申し込み・お問い合わせ:03−3357−0105

(小池統合医療クリニック)

 

先着5名程度で締め切りますので、お早めにお電話にてお申し込みください。


2009年01月24日

首・肩のこり

 今日は、首・肩についてです。不調を訴える方が非常に多いですが、その背景には、「血」の流れの悪さといった全身の不調があることがほとんどです。甘く見てはいけない症状なのです。

 

 首は、頭という重いものを胴体にのせながら、その運動の自由度から細くくびれており、そしてそれが胴体についたところが肩ともいえます。こうした構造から、いわゆる気や血がここで渋滞のように流れにくい状態になることも多い場所です。つまり、ベースとしての気や血の流れをスムースにすることが重要になってきます。

 

 肩こりの症状に対して代表的なものが葛根湯です。これは頭痛のところでも解説しましたように、同様の病態を示すからです。また筋肉の引きつるような痛みを伴う場合には芍薬甘草湯が有効です。そして、気や血の渋滞があるということは、瘀血症状がベースにあるということですから、桂枝茯苓丸も効果的です。首・肩という局所だけでなく、こうした全身を視野に入れた治療も大切です。

 

 しかし、局所症状が強い場合には、漢方薬単独よりも鍼灸の併用が効果的です。内服薬だけではなかなか効果が出ない方はぜひ鍼灸の併用をお勧めします。