2006年09月26日

ダイエット・糖尿病・高血圧・高脂血症・メタボリックシンドローム

 ダイエット・糖尿病・高血圧・高脂血症・メタボリックシンドローム

 

 いわゆる生活習慣病の代表的な疾患です。病的に肥満している人は、これらへの対応が即、ダイエットにつながるとも言えるでしょう(ちなみにここでいうダイエットはいわゆる美容的痩身ではありません)。

 

 また、最近「メタボリックシンドローム」という言葉を耳にする機会も増えているのではないでしょうか。これは以前、内臓脂肪症候群などとも言われていたものです。いずれにしても、これらの疾患の治療の最重要ポイントは「生活習慣の改善」です。統合医療だからといって、特殊な方法があるわけではありません。むしろ、生活習慣の改善こそが統合医療の眼目ともいえます。

 

 いかに習慣の改善をするか、実はとても難しいことです。これまでの生活を、ともに振り返り、これからをどのようにしていくか。そうした積極的な姿勢を、様々な代替医療によりサポートしていくのが統合医療の役割といえるでしょう。その意味で、こうした生活習慣病への地道な対応こそが、私は統合医療の中心ではないか、と考えています。自らの健康を積極的に生成する、そうした姿勢で充実した生活を送る人が増えることこそ、統合医療の目的とするところです。そうした方々への適切なアドバイスやお手伝いは、統合医療医の重要な使命と考えています。

 

 実際には、記録により、自らの生活を時系列的に眺める中で、改善点をともに探っていきます。安易に薬ではなく、食べ物・運動・こころの状態、これらが一番のキーポイントなのです。