2006年10月02日

がん患者の症状緩和ケア

 今回は私(小池弘人)の最近書いたものを紹介したいと思います。看護技術10月臨時増刊「がん患者の症状緩和ケア」(メジカルフレンド社・2520円)です。

 がんを患う方のかなりの割合の方が代替療法を取り入れているのは事実です。ただ、それに対して医療者側はどの程度受け入れているのでしょうか。わけの分からない健康食品だから、といってネガティブな感情だけで眺めてはいないでしょうか。確かに危険なもの、不当なものもあるのは事実です。しかし、すべてがそうではありません。良さそうなものを評価するのも大切。今まで、少しこうした観点が足りなかったのではないでしょうか。

 こうした状況を少しでも改善しよう、と考えて書いた原稿です。医療従事者(この読者対象は主に看護師さん)に対して、こうした誤解を少しでも解くことを目的にしました。広く代替医療、統合医療の立場からがんへの統合医療を概説しました。他にもリラクゼーションや笑いなど従来の緩和ケアより、さらに幅広いケアの紹介になっています。ご興味のある方は見てみてください。アマゾンで検索しにくいので出版社のアドレスをつけておきました。

http://www.medical-friend.co.jp/



tougouiryo at 22:39│いわゆるブログ!