2006年10月23日

統合医療クリニックでもっとも重要な診療は?

 統合医療クリニックにおいてもっとも重要視されなければいけないこと、として私が考えるのは、本当の意味での「患者さん」中心ということ。具体的な診療内容としては、漢方、鍼灸、ホメオパシー等々いろいろありますが、これを統括するのはやはり患者さんご自身。これは、いわゆるただのお題目としてではなく、実に大変な意味合いも含まれるのです。

 それこそが、セルフケア、養生、といわれるものです。食べ過ぎないで、塩分控えて、と、このくらいではどこの内科でも言っていることじゃないか、と指摘されそうですが、そうした上滑りの指導を伝えるだけではありません。徹底した体へのケアの実践、なにより本当の意味で治療の主体が患者さん自身でなけれがいけないのです。これは言うほど楽なことではありません(お互いに)。しかし、病気になったのも何かの理由があるものです。突然、降ってきたものは少ないでしょう。つまり、それまでの生活を振り返る必要が必ずある、ということです。それを共同作業で探り当て、必要ならば改善していかなければなりません。この作業こそが養生の指導の肝になります。体の温め、呼吸法、リラクゼーション、栄養、運動、精神面、あらゆる角度からのアプローチを要する作業になります。これこそが私の考える統合医療の中心的なものであり、漢方、鍼灸、アロマ、ホメオパシー、サプリなどはそのサポートなのです。こうした認識は現時点では、なかなかコンセンサスは得にくいかもしれませんが、これこそが自らの健康を生成する「健康生成論」の立場といえます。

 ツーソンの夕景色

 具体的なセルフケアプログラムは提供していますが、さらに自分流の最適なものを模索していける方が多くなっていけばよりよいと思います。統合医療におけるセルフケアの重要性を指摘して今回はおわりとします。私(小池弘人)の提案するセルフケアプログラムについては、このブログ内でも簡単に書いてますが、今後詳しく紹介していきたいと思います。