2006年11月14日

三位一体モデル

「三位一体」 聞いたことはあるけれど、具体的にはちょっと・・・という人が多いでしょう。かくいう私もそのひとり。

先日、今のクリニックの近くの本屋で面白い本を見つけました。タモリの推薦文でとても薄い本だったので、すぐ買い、すぐに読み終わりました。

三位一体モデル TRINITY
統合医療に限らず、いろいろな分野の思考に確かに有効そうな考えが紹介されています。現代のグローバリズムを「父」「子」「聖霊」の3要素から説明していきます。それらが、また、自分の関係する分野でいうとどうなるのだろう?と考えてみるとたしかに、参考になりますね。

統合医療の現状を当てはめてみると・・・「子」:代替医療の各論、各治療家、「聖霊」:学会をはじめとした関連団体、もしくは代替医療容認の時代の雰囲気、となるのでしょう。それでは「父」は? いろいろな理想がここに入るでしょうし、私(小池弘人)のブログもそのひとつを目指したもの、なんだなあ、と気づきました。

ついつい「統合医療」はすばらしい、というような言葉に引き込まれがちですが、この大いなる理念である「父」をしっかりと見据えることこそ、重要なのだということを改めて感じました。

皆さんは、どんなことを「父」「子」「聖霊」にあてはめるのでしょうか。

 



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