2006年12月13日

統合医療的ダイエット(3)

 

(3)   糖質の過剰摂取

 では、どろどろと末端に溜まったものは暖めて流すことはわかったかと思いますが、そうしたものを増やさないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。いくら暖めて、漢方を飲んだところで、入ってくるものがめちゃくちゃなら、その効果は見込めません。油が溜まっているのだから、油をとらないようにすればいい、そう考える人が多いようです。確かに間違いではないのでしょうが、それだけで解決する人は少ないようです。では、何をとりすぎているのでしょうか。答えは糖質です。甘い物、が原因であることがほとんどです。いかにも油ではなくても、過剰な脂肪の原因は糖質にあることが多いのです。いかにもなお菓子のみならず、たくさんのご飯、たっぷりのフルーツ、どれもがその原因になりうるのです。

 なかなかダイエットがうまくいかないという人は、その食事内容に問題があることがほとんどです。しかし、食事(おやつも含む)内容というものは自分ではなかなか評価できないものです。良いと思って一生懸命に摂取していたものが、かえって良くないということも少なくありません。栄養指導に詳しい医師や栄養士の先生の客観的視点から、再検討する必要もあります。また自分で食べたものを1週間ほどノートにつけ、客観的に評価してみるというのもいいでしょう。女性の多くが糖質が多いわりに、たんぱく質が少なめの傾向があるようです。十分なたんぱく質摂取がないと(合わせて十分な運動も)、やせたときに脂肪ばかりではなく、筋肉も落ちてしまいます。筋肉は末端の血液を心臓へ戻す際にも重要な働きがあります。また。大事な熱の産生機関でもあります。つまり筋肉まで落としてしますと「冷え」改善にならないのです。だからこそ良質なたんぱく質の摂取は不可欠なのです。

 ダイエットに占める食事の重要性はきわめて高いと思います。いくら運動や暖めをしても、口から大量のカロリーが入ってくるのでは、元の木阿弥です。将来の糖尿病やメタボリック・シンドローム対策としても食事の再評価は非常に重要なことなのです。