2006年12月16日

統合医療的ダイエット(4)

 

(4)   運動

 ダイエットというと、すぐにジムなどでの運動が思い浮かびます。しかしカロリーの消費という観点から考えると、食事にメインの座を明け渡さざるを得ないようです。では運動は大切ではないのでしょうか。そんなことはありません。ダイエットをトータルに考えたとき、運動は非常に重要な役割をもちます。まず、生活習慣病の観点から考えると肥満している人では、インスリンが十分機能していない状態が考えられています。こうした状態を改善するには運動は不可欠です。また前述したように、冷え改善においても筋力アップとの関係で非常に重要です。食べたものを運動で燃やす、という観点だけでなく、健康なダイエットの総合的観点から、その重要性を考えていただきたいところです。また腹筋・背筋などの体幹部の筋力は特に重要です。特に腹筋の維持・増強は便秘の対策にもなり、排泄面からダイエットをサポートしますし、また、美しいボディーラインを作るうえでも不可欠です。背筋とあわせ、維持・増強が重要です。筋力のアップは、その人の自信のアップにもつながるようです。