2011年06月12日

テトラセルフケアの意義(2)

 前回は、テトラセルフケアの4つにまとまっている理由をお話ししましたが、今回は統合医療における意義について。

 統合医療というと、ある種の健康食品や、サプリメント、漢方やホメオパシーなどを思い浮かべる方が多いと思います。実際、私のクリニックでもこうした方法を駆使して治療に当たるわけですが、ただいろいろなものを使う、というのが統合医療ではありません。

 自分の中の自発的治癒力をどのように引き出してくるか、がワイル先生の言う統合医療の本質ですから、その根本にはセルフケアが当然、もっとも重要な要素としてあるわけです。

 つまり、最低限(ここでは4つ)のセルフケアをまとめて頭の中で描くことで、そうした健康への第一歩としていただければと思うのです。

 まとまった形で整理されていることはとても重要なので、この4つは立体として私の中ではイメージしています。つまり正四面体の四つの頂点に「温・食・動・想」が位置しているわけです。

 この辺のおはなしは、7月のはじめに「セルフケア習慣」として出版予定です。統合医療のベースとして、ぜひ皆さんにお読みいただきたいと思います。詳細が分かり次第、ここでご紹介していきます(現在、最終校正中です・・・)。

tougouiryo at 12:00│Comments(0)いわゆるブログ! 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔