2011年06月28日
身体における縮退
バランスについて感じたことを少し。
先日の講習会で、小関先生がスポーツなどでのいわゆる「クセ」は少数の大きな筋肉の単純な動きに帰着しがち、というような意味のお話しがあった。
最近、医療にかかわらず「縮退」(という現象)を考えることが多いので、非常に納得した。いわゆる粗雑な(もしくは故障しやすい)動きというものは、少数の筋肉にその動きが「縮退」している、と言えるのではないだろうか。
これをバランスボードなどで不安定にすることで、縮退のループを一時的に切る、これにより、新たな動きや行為、動作につながるのではないか、と思う。
心や関係性のみならず、身体の使い方においても縮退は大きなポイントになっているのではないだろうか。
温食動想の「動」の部分がかなり充実したように感じる。
小関先生のHPはhttp://www.kablabo.com/