2015年04月18日

ミミズの酵素

 来週は栗本慎一郎先生との対談が予定されています。栗本先生のルンブロキナーゼは当院でも取り扱っていますので、脳梗塞と線溶系についての内容になると思います。
 
 先生自身が脳梗塞になったのを機に、このミミズの酵素の研究にはいったというわけですが、これに限らず昨今は、いわゆるサプリでも効果のはっきりとした物が増えてきたように思います。

 脳関係でいえば、やはりフェルラ酸がその代表格でしょう。医薬品でないから効かない、というような いまだに杓子定規な考えの医療者も少なくありませんが、これからは少しずつそうした認識も変わっていくのではないでしょうか。年配の先生方の変化というより、若い先生方が偏見をもたなくなって少しずつ変わる・・・というような変化の仕方をしていくことでしょう。

 医療もだんだんと、自然に統合医療化していくのだと感じています。そのうち、ジェームズが「プラグマティズム」の中で述べているように、「そんなの当り前だ」という日が遠からず来るのでしょうね。


 

tougouiryo at 12:13│Comments(0)いわゆるブログ! 

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