2015年11月05日

パブロフの犬

 パブロフの犬に代表される反応をレスポンデント条件付けといいます。これはパブロフの犬の唾液のように単純なものだけではなく、人間の免疫反応まで変えることが出来るようです。

 ラットが甘い水(サッカリン水)を 飲んでいる間に、免疫抑制剤を注射します。すると免疫抑制剤を注射していなくても、甘い水を飲んでいるだけで、免疫反応が抑制されるのです。いわば「意識」でなくても、身体が覚えている問うことなのですね。

 当然これは逆の状態へも導きます。つまり刺激の提示により免疫をあげることもできるのです。実際、マウスでの実験ではNK細胞の活性化が確認されています。 
 我々は知らないうちに、こうした条件に反応しているわけです。また逆に考えれば、よい状態の時に何かの刺激を同時に与えれば、再度、同じ状況に 導くことも可能になるというわけです。

 日々の健康増進に役立てそうですね。

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tougouiryo at 17:39│Comments(0)いわゆるブログ! 

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