2017年01月02日

新年あけましておめでとうございます!

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。


 昨年末はクリスマスに仙台にて記念すべき第20回日本統合医療学会が開催されました。我々、統合医療カンファレンス協会も多くの一般演題を発表することが出来、多職種の連携が、実際に可能なことを示すことが出来たように思います。
 またこの第20回大会では、私の総説論文『多元主義からみた統合医療の在り方―「多元的統合医療」の提唱』 が論文賞をいただき、これまで幾度も主張し続けてきた、統合医療における多元主義の重要性を、学会として認めてくださる形となり喜びもひとしおです。応援頂きました、関係各位の方々にこの場を借りて、感謝いたします。ありがとうございました。

 多元主義とプラグマティズムを基礎とする統合医療論については、その実践系として ジャングルカンファレンスの開催を例に議論展開しているのですが、その際の質疑や、今回の学会発表における当協会のカンファレンス概念の発表において、まだまだやはり誤解が少なくないことが明確になりました。

 多職種連携を前提とすることから、カンファレンス召集のための費用は誰が支払うのか、とか、患者さんの「たらい回し」でないか 、とか、従来の医療における(そうした方々が日々行っている?)通常のカンファレンスと混同しているようなご意見をおおく頂きます。しかし何度も申し上げるように、このカンファレンスは参加者が自主的に多元的な姿勢を学ぶための、いわば「道場」のような役割であり、最終的な意思決定の場面ではないということなのです。

 こうした誤解は、組織の内外問わず、依然としてあることから、ここですこしずつその誤解を解くべく今後解説していきたいと考えております。




  


tougouiryo at 10:00│Comments(0)いわゆるブログ! 

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