2017年02月28日

「補完医療各論講義」開講のお知らせ!

 群馬大学での「統合保健医療論」も、2006年に科目が設定されかれこれ11年目を迎えます。当初は、ターミナルケア論を母体として生まれた科目でしたので、いわゆるターミナルを念頭に置いた内容で構成されていました。
 当然、現在でも三大療法のみでなく、さらなる可能性を求めて統合医療が期待されているわけですが、それに限定されるわけではありません。セルフケア、セルフマネジメントといった概念がより一般化する中で、クライアントの「自立」を促進する流れも無視できません。 
 「おまかせ」ではなく 、自らが選択する時代に突入しているからです。こうした流れを鑑みて、授業の流れも大きく変更されることになりました。
 これに伴い、私の担当分の授業も 内容を大幅変更することになりました。

 内容を大きく統合医療概論1・2、補完医療各論1・2・3としました。実際の時間配分は、まだ検討中ですが主な内容(の概略)は以下の通りです。

統合医療概論1 統合医療とはどのような医療なのか
統合医療概論2 統合医療の本質は何か
補完医療各論1 東洋医学概論(世界の伝統医学含む)
補完医療各論2 サプリメントと西洋の補完医療
補完医療各論3 統合医療の実際(刺絡療法をめぐって) 

 実際の講義は学生さん向けの授業なので、一般の方は聞くことはできません。しかしいろいろな場で、この講義をしてもらえないかというリクエストを頂いておりましたので、授業内容の改変を機に、大人の専門家向けの内容も併せて作成し、公開しようと思います。
 
 ジャングルカンファレンスのはじめに、以前は「初心者講習会」を行っていたのですが、この時間帯に前回は弁護士の原田先生に「はりの概念に関しての法的根拠」をお話しいただきました。その時間帯に今回(来週木曜日、3月9日)から全三回の予定で、私の「統合医療実践のための補完医療各論 」を開講しようと思います。
  内容の予定は下記のとおりです。

 第1回 西洋の補完医療(サプリメント・ホメオパシー ・スピリチュアリティ)
科学的なものからエネルギー医学まで幅広く俯瞰し、さらには「ルルドの泉」からスピリチュアリティを考えてみたいと思います。

 第2回 東洋医学と世界の伝統医療(漢方・鍼灸・アーユルヴェーダ)
世界の伝統医学から漢方と鍼灸を俯瞰し、それらの概略を解説するとともに、現代医療的な解釈により東西医学の統合モデルについて考えてみたいと思います。

 第3回 統合の実際(刺絡療法をめぐって「瘀血」の概念を考える)
瘀血という西洋医学的にも東洋医学的にも重要な概念をキーに、刺絡療法の現場から見える統合医療実践の様子を紹介したいと思います。

 いずれも30分ですのでミニレクチャー となりますが、好評でしたら今後、フルバージョンも予定しております。ご興味ある方はカンファレンス前に早めに(6時半)ご参加ください。
 できれば下記テキストを予めお読みください。


 
 参加ご希望の方は、ジャングルカンファレンスで検索して頂きHPからカンファレンス参加の手続きを行ってください。申し訳ございませんが、講義のみの参加はご遠慮させていただきます。カンファレンスと併せての参加申し込みとなります。
 カンファレンス初めての方でも、ご遠慮なくご参加ください。お待ちしております!


tougouiryo at 18:36│Comments(0)いわゆるブログ! 

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