2018年10月25日

慢性上咽頭炎

 秋の花粉シーズンなのか、後鼻漏や咽頭の違和感をはじめとした上咽頭症状の方が増えているようです。Bスポット(EAT)療法の書籍(下記)を見られてのお問い合わせも増えております。
 喉の奥の違和感を覚えている方は、ぜひ一度、上咽頭の検査をお勧めします。また、上咽頭の異常がある方は一般に首の瘀血もあるようです。典型的なBスポットを何年か継続していてもなかなか改善しなかった方に、後頚部の刺絡を数回行ったところ、速やかに自覚症状の改善をみた例もありました。これから言えることは、慢性上咽頭炎もまた中国医学でいう瘀血症状の一つとしてみることができるということです。これは胸鎖乳突筋の上部を圧迫して痛みがあるという、この疾患の特徴とも合致するものです。
 つまり後ろからの刺絡に加えて、EATはいわば前からの刺絡といってもよいものなのかもしれません。






tougouiryo at 15:21│Comments(0)いわゆるブログ! 

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