2019年08月24日

当院の診療の考え方:主にがんへの考え方

 難病・悪性腫瘍にたいして、様々な医療技術が日進月歩で進展している反面、依然として、現代医療では対応できない、という状態の方々も少なくありません。治療法がない、といわれる方々も少なくないようです。医療自体は日進月歩で進んでいるものの、当然すべてのニーズには答えることは困難です。

 

 でも、本当に「ない」のでしょうか。現代医療的に「ない」、論文などのエビデンスとして「ない」、としても、それは代替医療として、可能性として「ない」ということではありません。
 確かに、科学的、統計的に「ない」としても、本当に何もない、ということではないのです。非常に難しい問題を含んでいるので、一概にいえるものではないですが、統合医療は、こうした領域においても多くの可能性を持った医学といえるのではないでしょうか。

 

 これまでの、こころとからだの状態を振り返る中で、様々な治癒へのヒントが含まれていることも少なくありません。栄養や生活習慣、いろいろなことを振り返ることで見えてくるものもあるかもしれません。

 そうした意味で、まさにひとりひとり異なる対策が必要になると思います。安易な奇跡の大逆転を望むのではなく、生活習慣改善などの地味な対応を積み重ねることが、実は大きな効果を生むことも少なくありません。これこそが統合医療のあるべき姿であり、大いに期待されている点だと当院では考えます。

 いわゆるがんに対しては、東洋医学の「瘀血」の概念を用いて対応しています。これまでの生活習慣から形成されたいわば「おり」として、身体内部に形成された「縮退」が「がん」といえるのかもしれません。

 患者さんお一人お一人と、そうした視点からとも考えていきたいと思います。



tougouiryo at 00:33│Comments(0)いわゆるブログ! 

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