2019年11月30日

分子栄養学・ナイアシンについて

 前回、コレステロールについて述べたので、その補足です。コレステロール低下に伴って、コエンザイムQ10追加が望ましいと書きましたが、低下のために用いられる代表的なサプリが紅麹です。もともとは食用色素として用いられているものですが、スタチン系と類似の効果を及ぼすことから、サプリメーカーでは売れ筋商品のようです。

 加えて、栄養としてはナイアシンが注目されています。いわゆるビタミンB3ですが、分子栄養学(つまり大量ビタミン)的な使用方法ではありますが、善玉(HDL)コレステロールを増加させ、悪玉(LDL)コレステロールと中性脂肪を減少させる効果があります。ナイアシンには他にも、関節の痛みや、皮膚炎など様々な効果が報告され、分子栄養学という分野においては代表的な栄養素といえます。加えて精神疾患などにも応用される用途の広いものですが、ヒスタミンの遊離を誘発することから、やはり専門家の指導のもとの用いるのが安全です。

 通常は運動と食事を気を付けて、それでも下がらなければ薬剤を、といった対応が多いようですが、それ以外にも方法があるということ述べてみました。新薬ではなくても従来あるような物質を、その用い方を工夫すれば、色々なものに効果をあげることが出来るという例で示しましたが、分子栄養学(オーソモレキュラーともいわれます)という分野では、他にもビタミン、ミネラルの更なるさまざま使用法が展開されています。

 漢方や鍼灸、整体、ホメオパシーなどの代替医療の諸方策に加えて、統合医療における大きな分野といってよいでしょう。


tougouiryo at 07:18│Comments(0)いわゆるブログ! 

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