2020年02月12日

コレラ流行におけるホメオパシー

 ホメオパシーの、花粉症やさらにはより深刻な感染症への効能は意外に知られていないので、前回の書き込みの内容に疑念を持った方も多いのではないでしょうか。

 特に現在進行形の感染症に関して、当然ながらデータなどはまだ存在していないので確定的なことは言えませんが、医学史的にははきりとしった記録が残されています。1854年のロンドンにおけるコレラ流行の際に、通常医療の病院での生存率が47%だったのに対して、ホメオパシー病院での生存率は84%だったという記録です。当然、反対派からは同じ条件ではなかったのではないか等の批判はあるものの、同時代的にはこの差は相当なインパクトがあったのではないかと想像できます。

 花粉症に対しても朴澤先生の臨床知見として、正統とされる舌下免疫療法とレメディの臨床効果の違いとして、抗アレルギー薬の中止という指標で比較した場合、薬剤中止が可能な患者さんが舌下免疫では30%程度であるのに対して、レメディを用いた治療では80%の患者さんで服薬せずに生活が可能でした。また舌下免疫は、高齢者や小児、妊娠中、授乳中、ステロイド内服中やぜんそく患者さんへの適応が制限されるのもひとつのネックとなります。

 ホメオパシー批判は時折巻き起こるものの、その有効性を示すような事象がでてくることもまた事実です。正統とされる思考では、確かに受け入れ難いのでしょうが、プラグマティックな思考によればまた少し見方が変わるのではないでしょうか。こうした問題を論じるときは、「思考」というもののクセが多いにかかわっているように感じます。

 こうした思考というものを、見直すための機会としてダイアローグ(対話)が提案されている点も見逃せません。思考とダイアローグとの関連はまた別の機会に述べてみたいと思います。


tougouiryo at 09:35│Comments(0)いわゆるブログ! 

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