2020年03月13日

当院のコンセプト

 サプリメントに関心のある方から、サプリメント専門となぜ銘打たないのですか、というようなご質問を受けましたので少し当院について解説しておきたいと思います。

 そもそも当院は、かつての東京女子医大青山自然医療研究所(現存せず跡地は天ぷら屋さんになっております)の診療体制を引き継いでおり、サプリメント診療に加え、相補代替医療を交えた統合医療的な医療相談を行っております。コンセプトとしては、どういう代替医療をやるか、やらないかをそもそも迷っている方も受診の対象にしております。
 これに対して、特定の代替医療を専門的に展開されているクリニックでは、受診される方がすでに、特定の療法を受ける事を強く希望していることが前提となります。いわばこうした特定のファン層が、既にSNSなどで形成されているため、受診者の目的がはっきりしています。
 しかし、様々な不調を抱えている方の多くは、そうした明確な方針を持っている方の方がむしろ稀です。つまり、何をしたらよいのか、通常の現代医療を優先すべきなのか、そうでもないのか、といった「そもそも」の疑問にぶつっかている方がほとんどではないでしょうか。

 こうした事情から、特定の代替医療のクリニックという形式ではないのです。ただ、こうしたコンセプトですと、そもそも何のクリニックなのかわからない、という疑問も当然出てくるので、悩ましいところです。そうした事情から、このブログでも時折、診療内容についての説明を行っているわけです。

 また特定の療法に限定しないことから、統合医療における多元主義を標榜しているわけです。これは何でもよいという意味ではなく、しっかりと吟味したうえで選択するという意味が「多元」にはこめられております。ここのところが、一番誤解が多いところでもあり、吟味することのない「何でもよい」というようにとらえられることも少なくありません。
 先日も私の関係する会で、ある違反が行われた際に、多元・多様だからと表明されることがありました。こうした無法状態の「なんでもあり」状態を、「折衷主義」と呼んで、いかに「多元主義」と異なるかということを下記の拙著で論じたのですが、なかなか近しい中でもちゃんと理解してもらうのは難しいようです。

 明日は、クリニックでの具体的な診療内容について述べてみたいと思います。





tougouiryo at 06:00│Comments(0)いわゆるブログ! 

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