2020年06月24日

お城へ To Go (福岡城)

 福岡の街中にある城、福岡城(85・福岡)です。押印は平成26年11月23日、大野城訪問後、急いで臨床検査医学会に参加してからの訪問でした(いつもながら遠方の城巡りはバタバタです)。スタンプは古代の迎賓館といわれている「鴻臚館」跡の展示館にて押印しました。
 鴻臚館の遺跡は、その上にすっぽりと覆屋を建てた大規模なもので、福岡城と合わせて二重の国指定史跡であり、全国的にも珍しいそうです。城自体は天守がないため派手さには欠け、大きな公園といったところでしょうか(実際、舞鶴公園という公園です)。訪問時は「官兵衛」ブームでガイダンス施設なども充実しておりました。

 古代から鴻臚館がある非常に歴史ある地で、かつ、商業都市である博多を取り込む形で黒田長政が築城しました。貿易においても重要な位置を占め、歴史的にもフィクサー的色彩の強い黒田氏の中心地です。明治以降も大きな影響力を有する福岡藩関係ですから、鴻臚館と重なって建てられるというのも何か意味があるのかもしれません。
 隣接して、かつての博多湾の入り江「草ヶ江」を埋めたて城の大堀とした「大濠公園」があります。白く長い橋が島を中継して池の両端にかかる景色がとてもきれいな公園で、ここで時間をつぶしてから、博多で「水炊き」を食べました(佐賀への帰りの高速道が慣れないドライバーにはとても怖かった記憶があります…)。

 大きな天守台がある割には、天守があったという記録はないようですが、細川忠興の手紙に天守があったとする記載もあり、詳細は不明なようです。現在みると公園ですので、よくわからないのですが、築城当時は、かの熊本城主、加藤清正が「自分の城は3、4日で落ちるが福岡城は30日、40日落ちない」と語ったとされ、水堀を巧みに配した巨大な城郭だったようです。
 いずれにせよ博多を押さえるという意味は、黒幕である組織から、黒田に与えられた大きな使命だったことでしょう。そんなことを考えながら中州へ行きました(笑)

日本の城 改訂版 108号 (福岡城) [分冊百科]
デアゴスティーニ・ジャパン
2019-02-05


甦れ!幻の福岡城天守閣
佐藤 正彦
河出書房新社
2001-07T









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