2020年10月02日
インテグラル理論の実践
ケン・ウィルバーのインテグラル理論の実践書『インテグラルライフプラクティス』、前回の訳本である「実践インテグラルライフ」の新訳ですが、原本も改訂されているのか、かなり読みやすく分かり易い印象です。
インテグラル理論について、その理論面はさておき、実践に興味がある方も多いかと思います。そうした方は是非、本書がおススメです。かなりスピリチュアルなワークに詳しい方には、物足りない、もしくは異見がある方もありましょうが、とてもバランスの取れた良書だと思います。
ただし、具体的な全体像(図表として示されてはいますが)が「腑に落ちる」まで少し時間がかかりましたが、自分なりにカスタマイズすると、よりスムースに導入しやすいと思います。
私はウォーキングしながら、AQALを意識するようにしています。特別な瞑想時間を取れなくても、歩きの瞑想は、自然にこうした意識に入りやすいように感じます。
インテグラルというと、なにかスゴイ統一概念があるように感じてしまうのですが、これが「逆説的」なのが、この理論のキモでもあります。本書の中にも「インテグラルな意識を確立するために重要な能力は、逆説を受容する能力」とあります。
こうしたことの体感のための一つの入り口ととらえられそうです。
インテグラル理論について、その理論面はさておき、実践に興味がある方も多いかと思います。そうした方は是非、本書がおススメです。かなりスピリチュアルなワークに詳しい方には、物足りない、もしくは異見がある方もありましょうが、とてもバランスの取れた良書だと思います。
ただし、具体的な全体像(図表として示されてはいますが)が「腑に落ちる」まで少し時間がかかりましたが、自分なりにカスタマイズすると、よりスムースに導入しやすいと思います。
私はウォーキングしながら、AQALを意識するようにしています。特別な瞑想時間を取れなくても、歩きの瞑想は、自然にこうした意識に入りやすいように感じます。
インテグラルというと、なにかスゴイ統一概念があるように感じてしまうのですが、これが「逆説的」なのが、この理論のキモでもあります。本書の中にも「インテグラルな意識を確立するために重要な能力は、逆説を受容する能力」とあります。
こうしたことの体感のための一つの入り口ととらえられそうです。