2021年02月20日

お城へ To Go (竹田城)

 天空の城として名高い竹田城(56・兵庫)です。押印は平成28828日、高砂市での講演の後、友人たちと電車で足を延ばしての訪問でした。

 当時はJRの竹田駅にスタンプ設置され、バスに乗り換えての訪問でした。その後、再訪することがあったときは、「山城の郷」に駐車し(スタンプもここにあります)、そこから行きはタクシー、帰りは徒歩にて城郭を往復することになります(便利になりました!)。
 途中かつて駐車場として利用されていたところも、今は関係者しか乗り入れできないようになっており、行くたびにアクセス方法が変化していますので、ご注意下さい。

 天空の城ブームのおかげで、こんなことになってしまったわけですが、ほかの山城はゆっくりとうろうろ徘徊できるのに、ここは一方通行!。かつては要所要所に案内の方が見張っているので、一度通り過ぎたら引き返すことができず、非常にフラストレーションの蓄積する山城でした。
 一部の山城ファンのブログで竹田城なんかもう行かない、みたいなことが書いてあったのですが、なるほど納得です。ですがちょうどすいている時期だったので、再訪時はゆっくり気のすむまで見れました(笑)ブームというのも考えものです。
 ガイドさんが、僕らの子供のころは、いつでもどこからでも上ってよかったですからね〜と言っていたのが印象的でした。

 車では、播但道の和田山インターからのアクセスとなるわけですが、現在でも瀬戸内からと、日本海側から、さらには鳥取からの峠越えからの交差する交通の要衝で、重要地点であることがわかります。

 1443年ごろ、山名宗全による築城ですが、豊臣政権下で生野銀山を抑える目的で、当時最先端技術であった石垣を多用して完成させた山城。複雑な折れと高低差で、迷路のようになっているまさに名城です。

 雲海に浮かぶ姿が有名ですが、これを見るには離れた山からながめる必要があるため、城好きとはちょっと異なるのかな。城好きの春風亭昇太師匠が、城好きは城に行きたいから雲海の遠景は見たことない!みたいなことをいってましたが、その通りです(笑)
 再訪時は、雲海がでていたのですが、城ごと雲海に飲み込まれてしまい、視界最悪でした(笑)











日本の城 改訂版 10号 (竹田城) [分冊百科]
デアゴスティーニ・ジャパン
2017-03-21











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