2021年11月16日

地図でスッと頭に入る 古事記と日本書紀

 古事記・日本書紀についての簡単な解説書などをみていると、いつも神様の名前が次々に増え、その関連性が混乱していき、常に分かったようなわからないようなという状況が続いていました。

 そんな中でこの本はすごく分かり易いです。人物の関連図が分かり易く「表」になっているうえに、地図で有名な昭文社の出版だけに地理的な関係もしっかりと書かれているので、一気に読めて、かなり整理されました。
 今年は城郭巡りの中でも古代山城を訪れる機会が多かったので、「乙巳の変」や「白村江の戦い」に至るまでの流れがすっきりとしました。

 医学的なこととは無関係なようですが、我が国におけるさまざまな特殊性を理解するうえでも、古事記の世界観は不可欠なように思います。ぜひご一読を!





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