2022年05月15日

本ブログで補完医療の各論解説が少ない理由

 漢方・鍼灸、ホメオパシー、サプリメントや多彩な徒手的技法、と様々な補完医療があり、各々に詳細なサイトでの解説があります。
 しかし、それらの相互関係や実際の運用ポイントなどは、解説者のその方法への思い入れなどが強ければ強いほど、そちらへ強く誘導される傾向があります。

 その治療法に思い入れが強い方であれば、それでも良いのですが、実際はいくつかの複数のものとの併用など一般的なのではないでしょうか。
 すると、各論の詳細を知っても、その相互関係にまで目を配ることが出来ない。というより詳細を知るほど「俯瞰」で見ることは困難になる、という矛盾を生じます。
 補完医療の利用者の多くが、実はこうした点で行き場に困っているのですが、それを各療法のカリスマでは解決することが原理的に難しいのはこうした理由によると思われます。

 この問題の解決に必要なのが「メタ思考」です。つまり、考え方についての「考え方」です。この問題でいえば、各治療法の詳細の一段階上、各治療方法の相互関係(相乗効果・相殺効果もふくめ)についての知見ということになります。
 本ブログでは、そうしたステージでの問題意識が強くあるので、あまり各論の詳細に踏み込んだ記載をしていない、というわけです。

 そして、そうした段階を考えるのに必要な概念が、「ダイアローグ」「ファシア」「ポリヴェーガル」とったものになります。
 当然これらはそれ自体、強く一定の疾患に関連付けて解説されることもありますが(例えば、精神疾患でのオープンダイアローグ、疼痛疾患へのファシアリリース、トラウマにたいしてのポリヴェーガル理論、等々)、そこに留まることなく、一段高いメタ思考的キーワードととらえることもできるわけです。
 本ブログの内容が少し他の補完医療を推進のクリニックのものとは毛色が違う理由は、こうした視点にあるわけです。
 


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