2024年12月30日
統合医療学会(宇都宮)の個人的総括
先日、宇都宮での統合医療学会の終了後の「総括」を開催しました。クリニックならびにリボン関係者で、学会の発表を含めた「感想」や今後の方針などを共有しました。その後、新宿のバル「カルド」で忘年会となりました。
個人的にも、発表の多かった大会でしたので、これまでのいくつかのテーマの総括ともなった学会でした。箇条書きで気づきをいくつか。
・多職種連携:シンポジウム座長として参加しましたが、多くの方が当院の多職種連携に関心を持たれていることが分かりました。またスタッフの川浪さくらさんによるリボンでの連携の発表は、第三者的視点で自分たちの組織を見直す良い機会となりました。
・統合医療総論:前年の伊勢田哲治教授をお呼びした流れから、学会学術誌へ「総論」として発表した論文の解説的講義を行いました。この手の発表を始めたころは、一般発表であったこともありほぼ「関心を持たれず」という状況でしたが、ここ数年、こうした哲学的課題の重要性を理解される方も増え、シンポジウムはかなりの盛況でした。総論理解への熱量を感じられるシンポでした。
・身体技法:甲野善紀先生と岡田慎一郎先生をお呼びしたこともあって、自らも大いに勉強になった大会でした。特に岡田先生の講演は初めてでしたので、昔さんざん稽古した「膝行」や「座業」が、股関節の固着によって、困難になっているのを自覚し、現在対策を考え中です(笑)リボンで膝行や受け身教室みたいなこともしてみようかと考えております。
・ファシア:直近の理事会で「ファシア部会」が承認され、あらためてファシアとは何かを考える良い機会になりました。AWGのランチョンセミナーとファシアから線維化現象へのシンポジウムの2テーマ取り扱っただけに、多くの学びを得ることが出来ました。ここからファシアを越えて、マトリックス概念で議論する重要性も感じました。
個人的にも、発表の多かった大会でしたので、これまでのいくつかのテーマの総括ともなった学会でした。箇条書きで気づきをいくつか。
・多職種連携:シンポジウム座長として参加しましたが、多くの方が当院の多職種連携に関心を持たれていることが分かりました。またスタッフの川浪さくらさんによるリボンでの連携の発表は、第三者的視点で自分たちの組織を見直す良い機会となりました。
・統合医療総論:前年の伊勢田哲治教授をお呼びした流れから、学会学術誌へ「総論」として発表した論文の解説的講義を行いました。この手の発表を始めたころは、一般発表であったこともありほぼ「関心を持たれず」という状況でしたが、ここ数年、こうした哲学的課題の重要性を理解される方も増え、シンポジウムはかなりの盛況でした。総論理解への熱量を感じられるシンポでした。
・身体技法:甲野善紀先生と岡田慎一郎先生をお呼びしたこともあって、自らも大いに勉強になった大会でした。特に岡田先生の講演は初めてでしたので、昔さんざん稽古した「膝行」や「座業」が、股関節の固着によって、困難になっているのを自覚し、現在対策を考え中です(笑)リボンで膝行や受け身教室みたいなこともしてみようかと考えております。
・ファシア:直近の理事会で「ファシア部会」が承認され、あらためてファシアとは何かを考える良い機会になりました。AWGのランチョンセミナーとファシアから線維化現象へのシンポジウムの2テーマ取り扱っただけに、多くの学びを得ることが出来ました。ここからファシアを越えて、マトリックス概念で議論する重要性も感じました。