読書だより

Bスポット療法(EAT)関連書籍

 前回、Bスポット療法をご紹介し反響がありましたので、関連書籍のご紹介です。是非、一度お読みください。




 EATにかんする最新情報がわかりやすく解説されています。慢性上咽頭炎はまさに鼻だけの病気ではありません。三木成夫の著書などでも重視されている「鰓」から発生した重要な免疫の拠点です。様々な疾患との関連を考えることができます。大きなムック本もあります。







やや専門家向けですが、堀田先生と相田先生とのご共著です。



tougouiryo at 2019年08月20日06:00|この記事のURLComments(0)

共通言語としての基礎医学

 統合医療を構成するたくさんの代替医療について考えていくことも大切なのですが、やはりこの分野は「共通言語」を持つことが重要であるとかんがえます。
 こうした共通言語となりうるのが、基礎医学だと思います。西洋医学ではないか!と思う人もいるかと思いますが、かつてのような対立構図でとらえるような時代ではないでしょう。
 そうした中で、基礎医学は統合医療における共通言語として、より分かり易くまとめられなければならない時代なのかもしれません。そこで、基礎医学学習のきっかけとなるように、個々でも問題形式で材料を提供していきたいと思います。随時掲載していきたいと思っております。皆さんの学習の一助としていただけたら幸いです。







tougouiryo at 2019年08月16日06:30|この記事のURLComments(0)

三木成夫の本

 解剖生理学の概略を説明する必要があり、いろいろと参考図書を見ていましたが、やはり、総論でもあり、物語のような流れもあり、それでいて分かり易いのが、三木成夫本ですね。
 補完代替医療系の方にはかなり有名ですが、ここでも改めてご紹介しておきましょう。
 発生や進化をベースに、本来なら知りうることのない「なぜそうなのか」という疑問に答えられる唯一の解剖生理学とも言えるものです。
 代表的なテキスト的な書籍を挙げておきます。


ヒトのからだ―生物史的考察
三木 成夫
うぶすな書院
1997-07





tougouiryo at 2019年08月15日22:04|この記事のURLComments(0)

第二の脳「腸」

 第二の心臓「ふくらはぎ」ということで、ずいぶんと話題にさせていただきました(笑)が、末梢を軸にものを考えるという視点が広がったのは意味あることだと思います。






 そして現在は第二の脳ということで「腸」が話題です。脳ということですから、正確には腸管神経ということになるのでしょうが、腸そのものとしても双方向性の密接な連絡を有しているのです。例えば、うつ病と密接に関係するセロトニンは、その95%は腸内の特殊な細胞に含有されていることが分かっているそうです。そして、その腸はそこに住む腸内細菌と密接に関係する、つまりお腹の状態が精神にも関係するというのが当たり前の考え方になっているというわけ。

 というわけで、以下、第二の脳とそこに棲む腸内細菌という多様性との関係について考える本です。





土と内臓 (微生物がつくる世界)
デイビッド・モントゴメリー
築地書館
2016-11-12


tougouiryo at 2019年08月12日22:50|この記事のURLComments(0)

虫の知らせ

面白いです。病気の捉え方として、斬新で今でも考えさせられます。絵がリアルですごいです!

『針聞書』 虫の知らせ
笠井 昌昭
ジェイ・キャスト
2007-11-01





そういえば、チコちゃんでも「腹のムシ」やってましたね〜

フィギュアもあるみたいです・・・









tougouiryo at 2019年08月09日06:00|この記事のURLComments(0)

学ぶことは危険な行為

 自己学習や、研究会などで学んでいると、時に全く違った考えをしないと理解できないことがあり、それを機に全く違った視点を持つことが出来ることがある。
 一見そうしたことは、とても良いことだけのような気がするが、結構そうでもないのかもしれない。それを機にこれまでの周囲とは違った考え方となり、変な軋轢を生むこともあるだろう。

 最近、東大の安富歩教授による『超訳 論語』を読んでいてそれを強く感じた。ここには、これまでの論語の雰囲気とは全く違う訳がまさに超訳されている。論語冒頭の学而第一の訳。

「何かを学ぶことは危険な行為だ。なぜならそれは、自分の感覚を売り渡すことになるから」とある。

 確かに思い当たる節もある。では学ぶことはよくないのか。そうではなかろう。学習内容を自分のとするために努力を重ねていけば、いつかそれは自分のものになる。そして自らの感覚も取り戻せる。これが「習う」ということなのだそうだ。確かにこの「習う」という解釈は画期的で新鮮である。

いま、当院でも月に一度、塾と称して学習会を行っている。ただ学ぶだけでなく、これに参加することでクリニック関係者のつながりが強まっていると感じる。学習は確かに、自らを変容させる。そしてその過程の中で有機的なつながりが醸造されるように思う。

 一つの治療方法に自信を持つことは、良いことだが、そこから一歩も出ずに、そこに固執するセラピストも少なくない。これは医療従事者全般に対しても言えることだろう。

 学習することにより、つながりを強めていくということについて、おいおいここでも考えていこうと思う。なによりジャングルカンファレンス自体がそういう効能があることは肌身で感じていることだから。


超訳 論語
安冨 歩
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2012-12-14


tougouiryo at 2019年08月08日06:00|この記事のURLComments(0)