2026年06月21日
統合医療の「総論」を論じること 関連書籍のご案内
こちらのブログを初めてご覧になる方が増えているようですので、「統合医療」についての私の見解といいますか、統合医療とは何かを論じたものをご紹介したいとおもいます。
統合医療とはなにかという問題は、決定的に解決されているわけではないのですが、時に代替医療=統合医療といった見解もまだまだマスコミなどでは散見されているので、研究かつ啓蒙活動をしております。統合医療学会においても、「統合医療総論構築委員会」の委員長として、論文の執筆や「総論」の講義を担当しております。
まずは、「統合医療の考え方・活かし方」の紹介です。これは当時出版準備中だった、成瀬雅春先生との共著「未病ヨーガ」の出版社から、引き続いて出版して頂いた書籍です。当時は統合医療学会から多くの先生方による分担執筆の統合医療「総論」が出ていたのですが、単著による一貫性のある書籍は無い状況でした。またエビデンスのあるCAMのみと現代医療の統合のみが「正解」とされていた風潮もあり、統合医療本来の多元性という視点は、あまり顧みられることはありませんでした。そうした状況に対して、一石を投じたい、という思いで著したものになります。武術の甲野善紀先生に推薦文を頂いております。
次は、この「考え方」を受けて、本格的な論戦に備えて出版したのが「統合医療の哲学」です。当時、統合医療には正しい統合医療と間違った統合医療、という言い方がまかり通っており、どれが正解の「統合医療」なのか、混迷の状況でした。私の周りでも、本書で展開する「多元的統合医療」という言葉に、強く批判する流れもあり、それに対抗する形での出版でした。その後、多元的統合医療という言葉は、日本統合医療学会においても論文を発表し、当時、学会論文賞をいただいてからほぼ学会公認のようになり、今日の総論構築に至ります。なにせ、そうした経緯から出版されたものですので、少し専門的です。また本文の基盤は、哲学科の大学院の修士論文として提出したものをリライトしたので、哲学的論考も盛り込んであります。「統合医療」というものを本格的に考えてみたい方には是非、読んで頂きたい一冊です。
最後は、対談本ですので読みやすいです。武術の甲野善紀との対談ですが、当時の福島原発の問題や、社会問題と併せて、統合医療という考え方と、医療そのものへの考察を武術の視点と合わせて語り合っています。
各論的には、「ふくらはぎ」「健康法大全」「ファシア」について執筆してきましたが、この総論的な分野はそれとは一線を画した分野です。出版としても、特に総論は売れる見込みが少ないので困難を極めました。そうした意味でも、マニアックではありますが、こちらをご覧いただいている方には是非ともお勧めしたいのです。
統合医療とはなにかという問題は、決定的に解決されているわけではないのですが、時に代替医療=統合医療といった見解もまだまだマスコミなどでは散見されているので、研究かつ啓蒙活動をしております。統合医療学会においても、「統合医療総論構築委員会」の委員長として、論文の執筆や「総論」の講義を担当しております。
まずは、「統合医療の考え方・活かし方」の紹介です。これは当時出版準備中だった、成瀬雅春先生との共著「未病ヨーガ」の出版社から、引き続いて出版して頂いた書籍です。当時は統合医療学会から多くの先生方による分担執筆の統合医療「総論」が出ていたのですが、単著による一貫性のある書籍は無い状況でした。またエビデンスのあるCAMのみと現代医療の統合のみが「正解」とされていた風潮もあり、統合医療本来の多元性という視点は、あまり顧みられることはありませんでした。そうした状況に対して、一石を投じたい、という思いで著したものになります。武術の甲野善紀先生に推薦文を頂いております。
次は、この「考え方」を受けて、本格的な論戦に備えて出版したのが「統合医療の哲学」です。当時、統合医療には正しい統合医療と間違った統合医療、という言い方がまかり通っており、どれが正解の「統合医療」なのか、混迷の状況でした。私の周りでも、本書で展開する「多元的統合医療」という言葉に、強く批判する流れもあり、それに対抗する形での出版でした。その後、多元的統合医療という言葉は、日本統合医療学会においても論文を発表し、当時、学会論文賞をいただいてからほぼ学会公認のようになり、今日の総論構築に至ります。なにせ、そうした経緯から出版されたものですので、少し専門的です。また本文の基盤は、哲学科の大学院の修士論文として提出したものをリライトしたので、哲学的論考も盛り込んであります。「統合医療」というものを本格的に考えてみたい方には是非、読んで頂きたい一冊です。
最後は、対談本ですので読みやすいです。武術の甲野善紀との対談ですが、当時の福島原発の問題や、社会問題と併せて、統合医療という考え方と、医療そのものへの考察を武術の視点と合わせて語り合っています。
各論的には、「ふくらはぎ」「健康法大全」「ファシア」について執筆してきましたが、この総論的な分野はそれとは一線を画した分野です。出版としても、特に総論は売れる見込みが少ないので困難を極めました。そうした意味でも、マニアックではありますが、こちらをご覧いただいている方には是非ともお勧めしたいのです。


